2ヶ月前に受けたがん検診で、「胃にポリープの疑い」という結果が出たので、
先日、胃カメラに初挑戦してきました。
まず、ポカリのような味の液体(薬)を飲んで、
胃十二指腸の運動を抑える注射を肩に打って(この注射痛ッ!)、
横になった状態で、ゼリー状の麻酔を口に含む。
「自然に喉の奥に流れる分は仕方ないですけど、少し気持ち悪くても、
飲み込まないようにしてくださいね。」
と看護師さんに言われる。
(口の中、めちゃくちゃ気持ち悪ぃ〜。もうくじけて吐き出しそうや。舌もピリピリしてきたし。)
と弱気なことばっかり考えていると、隣の部屋から
「オエーッ!オエーッ!」
と、苦しそうなおじさんの声が聞こえてきた。
(病気で気分でも悪いんかな。かわいそう・・・)
と思っていると、しばらく部屋を離れていた看護師さんが戻って来た。
「もういいですよ。吐き出してもいいですけど、
飲み込んでしまっても大丈夫です。」
吐き出すのも面倒なのでゴクリ。
「次は左を下に横になって、呼吸はため息をつくように
とにかく喉の力を抜いて、頭は絶対に動かさないで下さいね。
メガネははずさなくても大丈夫ですよ!」
と看護師さんからのアドバイスを受けながら、少しドキドキしていると、
先生が太さ1cmぐらいの胃カメラ持参で入室。
「これを口にくわえて下さい。」
とマウスピースをパクッ。
「胃カメラは初めてやね?ほな診ていきますよ。」
とマウスピースの穴からカメラを入れると、
いきなり左の口蓋扁桃に突き刺さって、うまく入っていかない!
先生は「あれっ?あれっ?」
と言いながらグイグイ喉を突いて食道の入口を探している。
(その辺ちゃうねんけどな・・・舌でカメラを誘導した方がええんかな?)
なんて偉そうなことを考えていると、急に舌根にカメラが命中!
「オエーッ!」
となったところで、やっと喉の奥にググッと入って行った。
(胃カメラってもっと細くて柔らかいものやと思ってたのに、まるで棒みたいや!ぐるじい・・・)
検査は空気を送り込みながら進行。その度に気持ち悪くなり
「オエーッ!オエーッ!ゲボゲボ!(←たぶん空気の音)」
予想していなかったゲボゲボの音には自分でもびっくりしたが、
前日21時から絶食しているので、何も出てこない。
(そうか!隣のおっちゃんの声は、嘔吐してたんやなくて、胃カメラの嘔吐反応やったんや!
おっちゃん、苦しいけど一緒にがんばろな!)
と早速くじけてしまいそうな自分を励ます。
それでも、胃カメラのモニター画面を見る余裕は全くなく、
相変わらず「オエーッ!ゲボゲボ!」を連発。
そのうち苦しさのあまり涙が勝手に流れてきて、
(いや〜、こんな状態でメガネがくもってしもたら格好悪いわ〜。
どうせモニター見る余裕ないんやったら、最初から眼鏡はずしといたらよかった。)
とオエオエしながら後悔していると、
今度は反対側の隣の部屋から、悲鳴ともとれるおばちゃんの声の
「オエーッ!」が聞こえ始めた。
そこから、おっちゃんとおばちゃんと私のオエー大合唱!
先生もさすがに困った様子で、
「あっちもこっちも、オエー言うとるわ。
そやけど、ちゃんと診とかなあかんし、空気送らな写真も撮られへんし・・・
もうすぐで終わるからな!今、胃の上の方まで来とるから!」
3人にとっても、そして先生や看護師さんにとっても、辛くて長い胃カメラ検査でした。
結果、ポリープは1つも見つからず。
「バリウム検査では、たまたま胃液がポリープのように写ったんでしょう。」
とのこと。ホッ・・・
それでも、検査の間はよっぽど力が入っていたのか、
マウスピースを強く噛みすぎてアゴはガクガク、
最初に突付かれた喉の左側は、つばを飲み込むのさえ痛くて痛くて、
丸2日はげっそりでした。